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全国紙を凌ぐ人気の地方紙?新聞折込するなら知っておきたい話

新聞折込の効果を上げるためにも、折り込みをするときは「折り込みする新聞」をきちんと選ばなければいけません。

オリ虎くん

それならきっと、
有名な「全国紙」に折り込みしておけば問題ないでしょ!

「全国紙」とは、全国向けにニュースを報じる新聞のことを指し、読売・朝日・毎日・産経・日経の5紙のことです。

全国各地で普及しているため、折り込みするならこの「全国紙」に折り込みするべき!と思ってしまいますよね。

各県での普及率の高い「地方紙」

しかし、見落としてはいけないのが「地方紙」です。

「地方紙」とは、特定の地域に向けた新聞のことを指し、複数の県を対象にしたものや、市や町を対象としたものなど、100紙以上もの種類があります。

この地方紙は、新聞を発行する対象エリアは小さいものの、各県での普及率では全国紙を大きく上回る県もあるほど、人気が高いんですよ。

地方紙の普及率は?

各県での新聞普及率をみてみると、全国で37都道府県で地方紙が普及率1位という結果に。それほどに地方紙の人気は高くあります。

その中でも特に普及率が高く、半数以上を占めている県・地方紙がこちら。

  • 富山県・・・北日本新聞(53.86%
  • 石川県・・・北国新聞(61.26%
  • 福井県・・・福井新聞(63.74%
  • 山梨県・・・山梨日日新聞(54.03%
  • 長野県・・・信濃毎日新聞(52.95%
  • 鳥取県・・・日本海新聞(66.09%
  • 島根県・・・山陰中央新報(59.42%
  • 徳島県・・・徳島新聞(62.15%

※参考資料 読売新聞メディアデータ 2020

甲信越・北陸エリアが多くあり、地域に根ざした地方紙が、地域の方々の生活に密着していることがわかります。

では反対に、地方紙の普及率1位であっても、割合が30%以下の県はこちら。

  • 京都府・・・京都新聞(28.83%
  • 兵庫県・・・神戸新聞(19.07%
  • 福岡県・・・西日本新聞(18.94%
  • 長崎県・・・長崎新聞(26.98%
  • 沖縄県・・・沖縄タイムス(24.14%

なんと5県のみという結果に。

つまり、地方紙が普及率1位である37都道府県中、ほとんどの県が30%以上の割合を地方紙が占めているということになります。

地方紙に人気が集まり、信頼性の高い媒体となっていることがわかります。

全国紙の普及率は?

もちろん、メジャーな5紙を指す全国紙の普及率も侮れません。

普及率1位の新聞が全国紙である都道府県はこちら。

  • 茨城県・・・読売新聞(30.73%)
  • 埼玉県・・・読売新聞(26.72%
  • 千葉県・・・読売新聞(25.57%
  • 東京都・・・読売新聞(14.38%
  • 神奈川県・・読売新聞(20.26%
  • 滋賀県・・・読売新聞(21.95%
  • 大阪府・・・読売新聞(17.65%
  • 奈良県・・・毎日新聞(20.75%
  • 和歌山県・・読売新聞(21.76%
  • 山口県・・・読売新聞(20.70%

※参考資料 読売新聞メディアデータ 2020

関東・関西エリアでは全国紙の普及率が高く、中でも読売新聞の人気が高いことがうかがえます。

しかし、地方紙の普及率1位と比べると、割合が少し低い結果となりました。

地方紙の場合、普及率1位の割合が30%以下の県は5県のみだったのに対し、全国紙の場合では、ほとんどの県が30%を下回っています。

全国紙の人気が分散する理由

全国紙が普及率1位の県であっても、割合はそれほど高くなく、他の新聞にも人気が分散しています。

つまり、飛び抜けて人気な新聞があるということではなく、毎日・朝日などの他の新聞から、自分に合った新聞を選んでいることが予想できます。

では読者は新聞をどのようにして選んでいるのか。

全国紙の5紙が持つ、それぞれの特徴についてはこちらの記事で解説しています。新聞の特徴から推測できる、読者像まで分析した結果も。

https://orikomitry.jp/wp/archives/985

地方紙に人気が集まる理由

全国紙では人気が分散している結果となりましたが、地方紙では県内での人気が集まるのはなぜでしょうか。

地域の情報が多く扱われている

最近ではネットでニュースを確認する人も増えていますが、地方のニュースはネットニュースに載りにくいため、情報をキャッチするのが難しいです。

その点、地方紙は特定の地域に向けて発行しているため、自治体の取り組みについてなど住んでいる地域の情報が多く扱われていることが普及率の高さの理由として考えられます。

地域に住む人にとって重要な情報源となっているので、全国紙ではなく地方紙に人気が集中していることが考えられます。

つまり、地方紙を読む人は「自分の地域、身の回りの情報に敏感な人」ということが想像できるため、折込チラシへの関心も高いことが期待できます。

オリ虎くん

ふむふむ。
じゃあ県での普及率1位の新聞に折り込みすればいいんだね?

市・町単位での普及率が重要

多くの人に折込チラシを届けるには、県での普及率1位の新聞に折り込み・・が正しいわけでもありません。

地方紙を多く取り揃えている北海道でみてみましょう。

道内での普及率1位は北海道新聞34.33%)もの割合を占めており、部数だと約95万部も発行しています。

しかし、さらに細かく、市や郡での普及率1位の発行部数をみてみると。

  • 札幌市・・・北海道新聞(約34万部)
  • 苫小牧市・・苫小牧民報(約3.5万部)
  • 室蘭市・・・室蘭民報(約2.2万部)
  • 帯広市・・・十勝毎日(約3.7万部)
  • 中川郡・・・十勝毎日(約1.1万部)

※市・郡の発行部数1位のものを一部抜粋

このように、市や郡によっては普及率の高い新聞銘柄が、道内1位のものとは変わってくる場合があります。

これは北海道だけでなく、他の県でも大いにあることなので、折り込みしたい地域・エリアが決まれば、より細かな市・町単位での普及率の高い新聞を調べることが重要です。

まとめ

効果的な新聞折込をするには「折り込みする新聞」をしっかり選ぶ必要があります。そのポイントは、

全国紙だけでなく地方紙もチェック
各新聞社の持つ特徴を知っておく
市や町単位での普及率を調べる

折込会社に依頼すれば、どの新聞が普及率が高く、何部折り込みできるのかを調べてもらうことが可能です。

もちろんオリコミトライでも、市・町単位での普及率を確認し、お客様に合わせた折込プランをご提案いたします。

オリ虎くん

自分で調べるのはとても大変だし、
オリコミトライにお任せできるならお手軽だね。

「折り込みするエリアもまだ決まっていない」「チラシを持っていない」という方も大歓迎です。

まずは見積もりを見たい方は【オリコミ簡単見積計算】もご活用ください。

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