オリコミタイムズ

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シニアもSNSの時代|9割SNS利用が示す広告の未来

「60代の9割がSNSを使っている。」そう言われても、まだ実感が湧かない経営者は多いかもしれない。しかしNTTドコモ モバイル社会研究所の2026年1月調査(全国60〜84歳、n=1,300人)では、60代の92%、70代の78%がSNSを利用していることが明らかになった。シニアのデジタル化は想像をはるかに上回るスピードで進んでいる。では、広告はどう変わるべきなのか。

60代の92%がSNSを使う──シニアが変わった

テレビの次にSNSを選ぶようになった理由

テレビは依然としてシニアの主要メディアだが、スマートフォンの普及がシニアの情報行動を変えた。2026年3月の調査では、60代のスマホ所有率は95%に達している。手元にある端末で、いつでもLINEを確認し、YouTubeを見る。テレビの前に座る時間を、スマホが少しずつ置き換えている。

LINEから始まったシニアのデジタルシフト

シニアのSNS利用はLINEが入口だった。家族や友人との連絡ツールとして浸透し、気づけばYouTubeやInstagramへと広がっていった。2026年の調査でも、60代のLINE利用率は断トツで首位。SNSを「難しいもの」と感じていたシニアが、LINEを通じてデジタルの世界に入ってきた。

シニアはSNSで何をしているのか

シニアはSNSで「つながる」ために使う

シニアがSNSを使う主な目的は「コミュニケーション」だ。LINEでの家族との連絡、YouTubeでの趣味動画の視聴が中心で、InstagramやTikTokは「見るだけ」の利用が多い。SNSを「情報収集の場」として使うよりも、「人とつながる場」として使っている。この使い方の違いが、広告の届け方に直結する。

見るだけのシニアと発信するシニアの違い

同調査では、Facebookを使っている男性シニアの半数以上が「発信(投稿)」をしていることも明らかになった。LINEやInstagramは受信・閲覧が中心だが、Facebookは能動的に使うシニアが多い。広告を届ける相手がどのSNSにいて、どんな使い方をしているかを知ることが、効果的な広告設計の第一歩だ。

シニアに届くSNS広告と届かないSNS広告

SNSを使っていても広告は見ない?

SNSの利用率が高くても、それがそのまま広告の到達につながるわけではない。InstagramやTikTokでは投稿している割合が3割以下で、主に流し見をしている。流し見のユーザーは広告もスキップしやすい。一方、LINEは利用者の90%が発信を行っており、日常的な使用頻度が高い分、広告への接触機会も多くなる。

LINEとFacebookがシニア広告の主戦場

シニアへのSNS広告を考えるなら、まずLINEとFacebookを押さえるべきだ。LINEは利用頻度が高く、生活に深く根づいている。Facebookはシニアのなかでもアクティブなユーザーが多く、能動的に情報を取りに来る層にリーチできる。ターゲットのSNS利用習慣を理解した上で、媒体を選ぶことが重要だ。

地域ビジネスがSNS広告でシニアを集客する方法

地域に根ざした情報がシニアに響く

シニア向けSNS広告で失敗するパターンの一つが、「若者向けの広告をそのままシニアにも出す」ことだ。シニアが反応するのは、自分に関係のある地域の情報、日常生活に直結したサービス、信頼感のある表現で構成された広告だ。地域ビジネスの強みは、この「地元密着」という要素をそのまま広告に活かせることにある。

折込チラシとSNSを組み合わせて接触回数を増やす

折込チラシとSNS広告は競合ではなく、組み合わせることで効果が増す。チラシで認知をつくり、SNSで思い出させる。あるいはSNSで興味を持ってもらい、チラシで詳細を届ける。接触回数が増えるほど記憶に残りやすく、来店のきっかけが生まれやすくなる。シニアの生活動線に合わせて複数の接点を設計するのが、現代の集客戦略だ。

まとめ

60代の92%がSNSを使う時代は、もうすでに始まっている。シニアはLINEを中心に、日常の一部としてSNSを使いこなしている。広告主にとって重要なのは、「シニアがどのSNSに、どんな目的でいるか」を理解することだ。地域ビジネスはSNS広告と折込チラシを組み合わせることで、シニア層への接触を効率よく増やせる。デジタル化するシニアを正しく理解し、時代に合った広告戦略を選ぶことが、地域で選ばれ続ける店づくりへの近道だ。

オリコミトライでは、折込チラシの企画・配布に加え、地域に根ざした広告戦略のご相談も承っています。SNS広告と紙媒体を組み合わせた集客をお考えの経営者の方は、ぜひ一度ご相談ください。

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