新聞折込の反響数をカウントする４つの方法【効果測定】

前回の記事では新聞折込の反響率の相場や計算方法について解説しました。

今回の記事は反響率のカウント方法についてですが、その前に少しおさらいしておきます。

反響率を導き出すには「反響数」から「配布したチラシの枚数」を割ればいいという事ですが、この反響数（配布したチラシからアクションがあった件数）はどうやってカウントすればいいのでしょうか。

実際によく使われる（反響数の）カウント方法をまとめて紹介したいと思います、全部で４つです。

反響数をカウントする４つの方法

①：チラシにクーポンを組み込む

反響数をカウントする方法で一番オススメなのはチラシにクーポンを組み込むことです。例えば、中華料理屋なら餃子１人前100円とかドリンク１杯無料のクーポンをチラシの端に組み込んでおきます。

クーポンの存在はチラシを見ないことには知りえない情報になりますので「クーポン = 反響数」と考える事ができます、チラシを１万枚配布して会計時に回収できたクーポンが全部で20枚なら反響数は20件とカウントする事ができます、この場合の反響率は0.2%と導き出すことができます。

季節ごとや定期的にチラシを配布する場合は、クーポンがどのチラシに組み込まれているか判別できるようにしておきましょう（どのチラシからアクションがあったか分かる）、クーポンのデザインや内容を変えたりクーポンIDや使用期限を記載しておくといいでしょう。

②：チラシにQRコードを組み込む

チラシにQRコードを組み込むことで反響数をカウントする事ができます、具体的には、WEBサイトに専用ページを設けてアクセス用のリンクをQRコードにしてチラシに組み込みます。

専用ページはQRコードからしか飛べないようにすれば、そのページのアクセス数を反響数としてカウントする事ができます、QRコード自体も無料で作成できるツールがネット上にたくさんありますのでコストはかかりません。

懸念点があるとすれば、ターゲットの年齢層が高齢だった場合、高齢者の方がスマホを使ってQRコードを読み取りWEBページを訪問するというのは客観的に考えてハードルが高い気がします。

③：アンケートを実施する

商品購入時や来店時にアンケートを実施し、「来店・商品購入のキッカケ」という項目を作成し「折込チラシを見て」という選択項目を設けておけば反響数としてカウントできます。

アンケートからは色々な情報を得られるので反響数をカウントする以外にもメリットはありますが、流す形で回答されるとデータとしての精度は落ちますので信憑性には多少疑問が残ります。

④：専用フリーダイヤルを利用する

専用フリーダイヤルを取得してチラシに記載しておけば、フリーダイヤルでかかってくる電話は反響数としてカウントする事ができます、電話なら高齢者の方でも利用できますしフリーダイヤルなので通話料がかからないという手軽さもあります。

ただ、専用フリーダイヤルを取得して利用するにはお金がかかりますし管理も大変なので、クーポンを組み込むのが無難という点は否めません。

まとめ

今回の内容を簡単にまとめます、折込チラシの反響数をカウントする方法は全部で４つ。

手っ取り早く無難なのは①、商品をネットで購入できたりウェブサイトを経由させたいなら②、反響数以外のデータも欲しい場合は③、サービス内容的に電話対応が良いと考えるなら④といったところでしょうか。

①はお店側も取り入れやすく、クーポン利用はお客さんにとってメリットとなる分、反響数も期待できます。

反響数のカウント方法は提供するサービスの内容や目的によって変わってくるので、自分（お店）にとってのベストはどれかよく考えてみることをオススメします。

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せっかくクーポンも付けたのに全然反響がなかった！なんてことにならないよう、新聞折込広告を成功させるには、自分（お店）に合った配布エリアや部数、チラシデザインにしなければ意味がありません。

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