オリコミタイムズ

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お盆、もう始まってます|9連休で早まる帰省事情

先週、ある雑貨店の店主さんとこんな会話をしました。「お盆のチラシ、そろそろ準備しないとですね」と話しかけたら、「まだ8月に入ったばかりですよ、気が早いですって」と笑われたんです。でも、そのひと言で私は少し焦りました。今年のお盆、実はもう帰省ラッシュが始まっているかもしれないんです。

種明かしをすると、2026年のお盆はちょっと特別です。8月11日の山の日と週末がうまくつながり、休みを組み合わせれば8月8日から16日まで、最大9連休が取れる年なんです。高速道路の下りのピークはなんと8月8日と9日、そして13日。新幹線の指定席も同じ日程で早々に埋まっていきます。つまり、多くの人はお盆本番の13日より、5日も前に帰省の旅に出てしまうということです。

「1〜2週間前に配れば十分」が今年は通じない

これまで私たちは、お盆商戦の折込チラシは「本番の1〜2週間前」を目安にお伝えしてきました。だいたい7月下旬から8月上旬。実際、それで多くのお店がしっかり結果を出してきました。でも今年は、その常識にちょっとした落とし穴があります。9連休を使う人は、7月末や8月頭にはすでに帰省の計画を固め、早い人は8日の週末から地元を離れてしまうからです。

あの雑貨店の店主さんに、この話をしたところ「それは知らなかった」と驚いていました。毎年8月の中旬に配っていたけれど、今年その感覚でいくと、実は一番おいしい「早めに帰ってきた家族」を丸ごと逃してしまう可能性があったわけです。

気づいてから、慌てて動いた話

その店主さんは、話を聞いたその日のうちに、折込チラシの配布を1週間前倒しすることに決めました。内容も少し変えて、「お盆休み、はやめの帰省でもどうぞ」という一言を添えたそうです。地味な工夫ですが、これが効きました。8月上旬に帰ってきた家族連れが、さっそく店に立ち寄ってくれたと後日報告をもらいました。

面白いのは、店主さんの感想です。「今までは”お盆に配る”としか考えていなかった。でも”いつ人が動くか”で考えると、全然違う話だったんですね」。これ、集客のすごく大事な本質だと思います。カレンダーの日付ではなく、お客さんの行動そのものに合わせる。当たり前のようですが、忙しい毎日の中では意外と忘れてしまうポイントです。

実は、この話は雑貨店だけの特別な事情ではありません。ソニー損保が毎年発表している帰省調査でも、お盆休みの過ごし方や移動タイミングは年によって細かく変わることが報告されています。9連休が取れる年は、休みを分散させて「早めに帰る組」と「本番に帰る組」に分かれやすい。つまり、動くタイミングが一つではなく、二つに割れるということです。これに気づけているお店は、まだそう多くありません。

2026年のお盆は最大9連休(8月8日〜16日)

帰省ラッシュの下りピークは8日・9日・13日

「本番の1〜2週間前」の常識は今年ズレる

今からでも間に合う、二段構えの動き方

「もう8月3日、間に合わないのでは」と思う方もいるでしょう。大丈夫です。今からなら、早めに帰ってきた家族連れと、13日前後に帰ってくる本流の家族連れ、両方をまだつかめます。おすすめは二段構え。まず今週中に、早期帰省組へ向けた一枚を配る。そして8月10日前後に、本番直前の一枚をもう一度配る。一度きりで終わらせず、動きに合わせて二回届けるのが、今年ならではの勝ち方です。

もちろん、すべてのお店が二段構えをする必要はありません。地元のご近所さん中心の商売なら、いつも通りのタイミングで十分なこともあります。逆に、駅や大通り沿いで帰省客の通り道になるようなお店なら、この前倒しの効果はより大きく出るはずです。自分の商圏に、どちらのお客さんが多いのかを一度考えてみるだけでも、今年のチラシの精度は変わってきます。

チラシにはQRコードを添えて、LINEの友だち登録につなげておくのもおすすめです。早めに来てくれたお客さんとつながっておけば、本番のお盆にもう一度お知らせを送れます。一枚のチラシを、二度おいしく使えるわけです。飲食店なら「はやめ帰省の家族に、ランチのご案内」、雑貨店なら「帰省土産、まずはこちらから」といった具合に、一段目と二段目でメッセージを少し変えるのも効果的です。同じ文言を繰り返すより、動くタイミングごとに違う一言を添えたほうが、読み手には新鮮に映ります。

オリコミトライでできること

私たちオリコミトライは、こうした年ごとの細かい違いを踏まえて、配布タイミングとエリアを一緒に組み立てるお手伝いをしています。今年のように9連休で動きが読みにくい年こそ、こうしたやり取りが力になります。「自分の商圏はどっちのタイプなんだろう」と迷ったら、ひとりで悩まず、まず聞いてみてください。

まとめ

今年のお盆は、9連休というだけで、いつもの感覚が少しズレる年です。帰省ラッシュは想像より早く始まり、動き出す家族も一枚上手です。だからこそ、「本番の少し前」という去年までの当たり前を、一度見直してみる価値があります。二段構えで配り、QRコードでつながっておく。それだけで、今年のお盆は例年よりしっかり手応えのある商戦になるはずです。「うちも今年のタイミング、見直したほうがいいかも」と思ったら、今がまさにその時です。まずはお気軽に声をかけてくださいね。

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