子供が求めるチラシとは一体?
今回は子供が好むチラシってどういう物なのか。また、子供を惹きつけるジャンルやチラシデザインについても調べていこうと思います。
子供が好むものって?
子供が好みそうなものと言われると、おもちゃやテーマパークのイメージがありますよね。よくおもちゃのチラシに印をつけて親にねだるなんてことも多いと思います。このように子供が目にしてわくわくするものが、子供の心が惹きつける要因の一つでしょう。また色に関しても子供の性別によって異なる部分があり、赤や青といった明るい色やピンクやキラキラしたものは女の子が好む傾向があります。茶色や黒など暗めの色はあまり好まれないかもしれませんね。
実際どういうチラシにすればいいか?
では実際に子供の目に留まるチラシにしようと思ったらどういうデザインにすればいいのか考えてみましょう。
見やすさを重視
子供に大量の文字が書かれたチラシを見せてもなにも楽しくないですよね。それに、読む気も失せてしまいます。ですので、文章は出来るだけ短くし、難しい漢字などは、ひらがなにするかフリガナを記載すると、子供にとっても見やすいチラシになります。
イラストなどを使う
また、イラストを使うということも重要な要素です。キリンの絵やウサギの絵など動物のイラストも好まれますし、アニメのキャラクターなども人気がありますね。一目で見たときにイラストがあると子供の目を惹きやすくなりますし、視覚に訴えることでそのチラシは魅力的になります。
個性的なフォントを使う
明朝体やゴシックもいいですが、丸みのあるフォントや一印象に残るようなフォントを選ぶことで、インパクトがありますし、目に留まりやすくなります。もちろん明朝体やゴシック体などもいいとは思いますが、ポップでかわいらしいフォントのほうが喜ばれるかもしれませんね。
親御さんにもいい印象を持つチラシ
子供の好みそうなチラシを考えるのはもちろんなのですが、その親にも魅力が伝わるチラシ作りをする必要があります。
子供向けなのに?どうして親にも魅力を伝える必要があるの?
確かに子供向けのチラシなのでターゲットは子供かもしれません。しかし、結果的にはそのチラシは親の目に入りますよね?例えばおもちゃのチラシがあるとします。それを子供がみて「欲しい!」と思います。しかしそのおもちゃを買ってあげるのは親です。ですので、親目線からして、これは信用出来ると思ってもらえるようなチラシ作りが必要という事です。またこちらのホームぺージを見ていただきたいのですが、これは幼稚園のホームページです。可愛らしさもあり、見やすさや安心感もありますよね。子供を幼稚園に入れようと考えている親からすると、この幼稚園に入園させても本当に安心出来るのかというのを求めています。そんな信頼を持つには、ホームページのデザインや重要ポイント(例えば当園の強みや、安心できるようなサポートなど)を明確にしたホームページが必要です。「この幼稚園なら安心して子供を預けられる」と思ってもらえるようなデザインも必要という事です。
参照:風と緑の認定こども園
https://www.kazetomidori.ed.jp/
年齢にも気を付ける
さて、チラシのデザインの話をしてきましたが、もう一つ注意しないといけないのが、年齢です。
年齢?子供の?
そうです。子供の年齢です。子供と言っても年齢によってデザインの好みは分かれます。例えば0歳児から3歳児と13歳、15歳の子供では、デザインのイメージは違いますよね。よく、ランドセルの話で、一年生の時はいいと思っていたデザインだったが、六年生になった時にそのデザイン選んだことを後悔してしてしまったという事を耳にしますよね。それと同様、ターゲットによってデザインを考える必要があります。0歳児から4歳児ぐらいまでは一目でわかるようなキャラクター(例えば丸いキャラやキリンや象など特徴がある動物など)が人気ですが、6歳ぐらいから自分の好みというものを持ち始めます。先ほどのランドセルも同様に「ピンクのランドセルがいい」「自動ロックできるものがいい」「キラキラしているデザインがいい」などとランドセルを購入する際に子供に言われることがありますよね。この頃になると好みの差というものが生じ、他者との比較もするようになります。そして10歳頃になると完全に自我を持つ子供も多くなり、他者意識がさらに強くなる傾向があります。自己肯定感が低くなり、劣等感などもこの時期に多くあります。詳しくはこちらのサイトでご覧ください。このように年齢によって好みは分かれデザインもそれに従い変化しなければいけません。子供という一括りで考えるのではなく、年齢を考慮してデザインを考えていきましょう。
参照:「10歳の壁」「9歳の壁」「小4の壁」とは? 子どもの発達段階を意識した4つの対処法
まとめ
今回は子供が好むチラシはどういう物なのかを調べてきましたが、結論的には子供が好むデザインというのは見やすさや文字の簡略化。そして印象に残るフォントを選ぶべきであるが、親も見る可能性が高いため、信頼性と安全性を兼ね備えた情報を載せること。また、年齢によって好みは分かれるので、事前にターゲットを決め、それに沿ったチラシデザインを提案するということでした。子供が好むチラシというのは一概に子供の視線で考えるだけではなく、その親にもいい印象を持つデザインがいいんですね。今回取り上げさせていただいたサイトもそうですが、このような幼稚園のホームページなどを参考にすると、いいアイデアが浮かぶかもしれませんね。