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新聞折込する前に知っておきたい「折込料金の計算方法」

新聞折込をするときにかかる料金ですが、一体どのようにして料金が決まっているのかご存知ですか?

オリ虎くん

折込料については、詳しく知らずに新聞折込している人も多そうだね。

新聞折込にかかる料金

新聞折込にかかる料金は、 ①紙のサイズ ②加工の有無 ③紙の厚さ ④折込するエリア・新聞 ⑤配送管理料などから決まります。

そして新聞折込の場合は、印刷のように「枚数が多ければ多いほど単価が安くなる」ということはなく、1枚あたりの単価×枚数で料金が決まります。

料金① 紙のサイズ

まずは折り込みする紙のサイズについてです。

日本の一般的な新聞の大きさは「ブランケット判」といわれ、縦546mm×横406mmサイズです。

新聞にすっぽり収まるサイズのB4が折込チラシでは主流となっております。

そしてサイズ毎の料金は、折り込みするエリアにより異なります。例えば大阪府の場合の料金はこちらです。

例)大阪府の場合
A5・B5サイズ・・・2.70円
A4・B4サイズ・・・3.00円
A3・B3サイズ・・・4.50円
A2・B2サイズ・・・7.00円

紙のサイズが大きくなるほど料金は高くなりますが、大阪府の場合、A5とB5、A4とB4のように、A判・B判に関わらず同じ料金で折り込みすることが可能です。

オリ虎くん

なるほど!同じ料金なら、大きめサイズのB判のほうがお得に折り込みできるね。

しかし、折り込みするエリアや新聞によってA判B判で料金が変わる場合もありますのでご注意ください。

料金② 特殊加工の有無

紙のサイズをみると、A3・A2・B3・B2のように新聞に収まらないサイズがありますが、2つ折り・4つ折りにすることで折り込むことが可能です。

通常、新聞折込の場合は印刷後、A3・A2サイズはA4サイズに、B3・B2サイズはB4サイズに折られた状態で納品されます。

しかし、B4・A4サイズからさらに折った状態で折り込みをしたい場合には、追加で折り加工料金がかかります。

オリコミトライでは大阪府の場合、1折=0.70円増で折り加工に対応しています。

例)大阪府の場合
B4→B5サイズに(1折):3.00+0.70=3.70円

そして他にも、折り加工以外で別途料金がかかるものがこちらです。

【特殊加工・変形扱いとなるチラシ】
・B4サイズ以下で更に折ってあるもの
・変形に折ってあるもの
・丸や三角など型抜きされたもの
・シールやハガキを貼り付けたもの
・ピン止めされたページもの

特殊な加工をしていると折り込みできない場合もあるので、事前に確認する必要があります。

オリ虎くん

チラシにインパクトをつける特殊な加工をしてもらうには、別途料金がかかるんだね。

料金③ 紙の厚さ

折込チラシで多く使われている紙の厚さは、50~90kgが一般的です。

この「kg」という単位ですが、紙を1,000枚重ねたときの重さであり、数字が大きいほど厚さのある紙ということになります。

地域により料金は異なりますが、オリコミトライでは大阪府の場合、110kg以上のものは厚紙扱いとなり、1枚=0.5円増で対応しています。

例)大阪府の場合
B4サイズ(110kg):3.00+0.50=3.50円

110kgの厚さとは、しっかりとした厚みがありパンフレットやポスターに使用されることが多いです。

他にも、90kgの紙であってもハガキを刷り込んだチラシであれば厚紙扱いとなり、大阪府の場合は1枚につき0.5円増となります。

オリ虎くん

紙の厚さについては、チラシの印刷をする段階で注意しないといけないところだね。

料金④ 折込するエリア・新聞

折り込みをするエリアや新聞によって、料金が異なる場合があります。

例えば大阪府の場合だと、どのエリア・新聞であっても料金の変化はありません。一律して1枚あたりの単価が決まっています。

しかしエリアによっては、料金が異なる場合があります。例えば神奈川県の場合、同じ県内でも川崎市と相模原市では1枚あたりの単価が異なります。

他にも、新聞銘柄や新聞販売店毎で料金が異なる場合もあるため、事前に確認しておくことが必要です。

オリ虎くん

新聞銘柄だと、全国紙より地方紙のほうが料金が異なることが多くあるね。

料金⑤ 配送管理料

現地配送料や別途配送料、管理料などと表されるものですが、それが一体なんなのか、ご存知ない方も多いのではないでしょうか。

配送管理料とは、チラシが納品される配送センターから新聞販売店へ、新聞販売店から各家庭へ届けるための「物流コスト」のことです。

なので同じ県内でも離島などの場合、チラシを運ぶために船便などの別途費用がかかるので高くなることがあります。

そしてその配送管理料の金額については、エリアや新聞販売店により「1枚あたり0.1円」「1販売店につき200円、500円」「1,000枚につき200円」「1枚につきB5・B4=0.2円、B3=0.3円」などと金額の設定が異なります。

大阪府の場合はサイズや枚数、新聞銘柄で変動することなく、1枚=0.1円となっております。

例)大阪府の場合
B4サイズ:3.00+0.10=3.10円

オリコミトライでは、大阪府のように「1枚あたり0.1円」と料金が定まっている場合は、配送管理料を含んだ料金を折込料として設定しております。

オリ虎くん

折込会社によっては、含まれていない金額を提示しているところもあるから確認しないとだめだね。

まとめ

新聞折込にかかる料金は、
①紙のサイズ
②加工の有無
③紙の厚さ
④折込するエリア・新聞
⑤配送管理料
によって異なります。

50~90kgのB4サイズ以内であれば②③のプラスの費用がかからずに折り込みすることができます。
印刷する段階で、紙のサイズや厚さについてしっかり確認しておきましょう。

オリコミトライでは、新聞折込だけでなく印刷・チラシ制作も行っております。

さらに、B4サイズのコート紙53kgであれば、折込チラシで人気な用紙のため低価格で印刷することができます。

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