オリコミタイムズ

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真似できる折込の工夫|推し活を味方にした折込チラシ術

2026年9月16日の朝刊にアイドルのチラシが六種類も入っていたことをご存じでしょうか。実家に電話して取っておいてもらった人や新聞販売店まで買いに行った人まで出て、SNSはしばらくその話でもちきりになりました。

ただこの一枚が面白いのは話題になったことより、推し活という熱をはじめから計算に入れて作られているところです。
今回はこのチラシを教材にして、お店で一枚つくるときに借りられる工夫を見ていきます。

折込チラシにアイドルがいた

いつもの特売チラシだと思って手に取ると、写っていたのは野菜でも家電でもなくダンスボーカルグループ、M!LKの五人でした。

この日は1stミニアルバム『LOVE ENG!NE』の発売日で、それに合わせて全国の朝刊へ配られたもので「日本に愛と元気をお届けします!」「あなたの毎日をもっと笑顔に!年中無休で営業中!」とチラシにありそうなキャッチコピーで、裏面にはメンバーのプロフィールが並んでいました。

折込チラシは広告だと分かったとたんに読み飛ばされてしまいがちですが、この一枚はファンにとって読み飛ばすどころの話ではありません。
朝刊をめくったら推しがいた、その驚きがそのまま朝のSNSへ流れていきました。

全部揃えたくなる工夫

アイドルが折込チラシに出てくること自体めずらしいのですが、話がさらに広がったのは六種類あると分かってからでした。
五人そろった全国版が一種類に、メンバーごとの地元版が五種類。どれが届くかは住んでいる場所によって決まります。

推しのものはできれば全部揃えたい!
その気持ちを見込んで、わざと一枚では完結しない形にしてあるところに注目です。
自分の地域の分は届いても、残りの五種類は手に入りませんから、「うちの地域は誰だった」と見せ合う流れができて、朝から販売店を回る人まで出ていたそうです。
今もフリマアプリには非売品のまま値がついたチラシが出ています。

同じ仕組みは、お店のチラシにも持ち込めます。一種類だけ刷っていたものを、季節の品ごとや曜日ごとに二種類、三種類と分けてみる。
それだけで受け取る側の楽しみが少し増えますし、そうなると次は、どれをどのあたりへ届けるかを決める番になります。

配る先まで決めて、やっと一枚になる

県ごとに中身を変えられたのは折込ならではのやり方です。
新聞折込では新聞販売店が配っている地域ごとに枚数を決めるので、隣の町には入れずにこの町だけという配り方もできます。

お店のチラシも同じで市内のすみずみまで配らなくて大丈夫なんです。
お客さまが実際に来てくれている方向だけに配れば、同じ枚数でも手ごたえは変わってくるんです。今のエリアをお店から近い順になんとなく決めていませんか?

お客さまの住所が分かるなら一度地図に印をつけてみてください。
思っていたより近いところばかりだったり、ひとつ隣の駅から来てくれていたりが分かり
どこへ何枚配ればいいか見当がつきやすくなりますよ。

最初の一枚は、小さく始められます

今回は全国の朝刊に一斉という大がかりな話でしたが、お店の場合はもっと小さく始められます。地元版が五県にだけ配られたように、まずは一番近いエリアに絞って、反応を見てから広げていく進め方もあります。

いくらかかるのか先に知りたいときは、サイトのオリコミ簡単見積計算が活用できます。
配りたいエリアとチラシのサイズを選ぶだけで、おおよその金額が出ます。

大阪をはじめ関西各府県の部数表と折込料金も載せていますので、自分の店の周りなら何枚くらいか見比べてみてください。どこに配ればいいか迷っている段階からでもご相談いただけます。

まとめ

今回のチラシは、推しを乗せて、揃えたくなる工夫をして、届ける先まで決めてありました。
推し活という熱をうまく使ったチラシ広告で、お店でも活かせるところがたくさんあります。

お店の一枚でも同じです。いま使っているチラシを一度見返して、一枚で終わっていないか、配る先はお客さまのいる方向と合っているか。気になるところが見つかれば、それが次の一枚のはじまりになります。
初めから完璧でなくても、一か所ずつでいいと思います。

年末に向けて配る予定があれば、早めに声をかけていただけると安心です。
新しく作るのでも、いまのチラシを見直すところからでも構いません。

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